家族の個性を大切にする家
将来的にデザインが気に入らなくなったとしても、壁紙であれば簡単に張り替えられます。
マイホームのプランニングでは、ご自身や家族にとって一番暮らしやすい仕様・設備・デザインを選ぶことが大切なので、気に入った色や柄は積極的に取り入れましょう。
家族の個性を大切にする家
リビング
こちらの住宅の特徴は、ダイニングの隣に作ったピアノの設置スペースです。
防音室を置くというアイデアもありましたが、施主様のご要望からリビングの一部に専用スペースを設けました。
間取りの関係上、奥行きのあるグランドピアノの設置はできませんが、電子ピアノやアップライトピアノなら十分置ける広さです。
ピアノを始めとした楽器を自宅に置く際の問題点は、音でご近所の方々へ迷惑をかけてしまうこと。
そこで、少しでも外に漏れる音を軽減できるように、ピアノを住宅の内側へ向けられるようにしています。
大きな掃き出し窓のあるリビングは、ピアノの搬入や買い替え時の入れ替えが楽になるという点で、ピアノ置き場に向いた場所です。
キッチン
キッチンの壁紙は、依頼者の強い希望から、個性的な花柄の商品をお選びいただきました。
色とりどりの花束や花瓶、ハートマークなどが散りばめられた柄物の壁紙は、内装と合わせるのが難しいものです。
しかし、こちらの住宅のように、天井や床、壁をナチュラルな白や木目調で統一しておけば、多少奇抜なデザインでもバランスを取ることができます。
ある程度、広さの限られたキッチンなら、大胆なデザインを選んでもそれほど目立ちません。
個性的な色や柄を使いたい場合は、キッチンや洗面所、トイレといった狭めの場所に取り入れてみてください。
また、将来的にデザインが気に入らなくなったとしても、壁紙であれば簡単に張り替えられます。
マイホームのプランニングでは、ご自身や家族にとって一番暮らしやすい仕様・設備・デザインを選ぶことが大切なので、気に入った色や柄は積極的に取り入れましょう。
リビングに併設した作業スペース
ビングの奥には、ちょっとした作業スペースも用意しました。
カウンターテーブルと棚は造作で壁に直接固定しているため、椅子を置くだけで読書や勉強、休憩用の場所として活用できます。
市販の家具を置く場合、寸法を考えて設計したり店舗へ出向いてサイズを測ったりする手間が必要です。
しかし、造作の家具なら好きなサイズ、好きな高さに好きな色や素材を選んで家具を設置することができます。
場合によっては、市販の家具だと若干空間が余ってしまったり、サイズが大きくて作業スペースを圧迫してしまったりするため、リビングに勉強机や作業場所を作る場合は造作の家具を頼ると良いでしょう。